よくあるご質問 Windows/Android/iOS用 高機能スキャン処理アプリ Dot3D Pro/X/Lite/Edit/iOS

Q.Dot3Dはどういったアプリケーションですか?
A.Dot3DはWindows/Androidのデバイスで利用できるDPファイル編集、測定ができるアプリケーションです。また、Intel Realsenseの深度センサーカメラを利用する事でWindows/Androidのデバイスをスキャナーとして利用する事が可能になります。
Q.Dot3Dで利用できるデバイス機器は何がありますか?
A.DPファイルの編集、測定などの利用のみでしたらWindows8以上のOSに対応したPC、Android版についてはスマートフォン、タブレットなどの機器が利用可能です。スキャナーとして利用する場合はUSB TypeC 3.0以上のポート及びUSBケーブル3.0以上が必要です。
Q.Dot3Dは何ができますか?
A.Dot3DはIntelRealsenseの深度センサーカメラとWindows/Androidのデバイス機器と接続する事で数十㎝~数十mの中長距離の計測が可能になります。スキャンしてすぐにプレビューができ、計測後に寸法測定、3Dマークアップ、3Dモデルとの点群データ比較など現場で状況確認がその場で可能です。
Q.3Dスキャン以外に写真撮影もしたいのですが?
A.可能です。例えば、スマートフォンの背面のカメラを用いてスキャン中に撮影したい場所でシャッターアイコンをクリックするとその場で撮影する事が可能です。スキャン後のプレビュー時に撮影した場所の確認、詳細イメージとしての確認も可能、撮影後にJPEGデータとして出力する事も可能です。
Q.Dot3Dの製品構成を教えて下さい。
A.Dot3Dは用途とご予算に応じて選ぶことが可能です。スキャナーとして利用する場合は‟Dot3D Pro“,”Dot3D Scan“が利用可能です。編集のみの場合はDot3D Editが利用可能です。無償のDot3D ViewはViewerとして利用可能です。
Q.Dot3Dのライセンスはどのようになっていますか?
A.Dot3DはDot3D Proについては恒久ライセンス版、1年、2年、3年ライセンスを選択いただけます。Dot3D Scanは1年、2年ライセンスが選択可能、Dot3D Editは1年ライセンスとなります。いずれも有償で更新が可能です。
Q.Intel Realsenseの深度センサーカメラは何が利用できますか?
A.Dot3D ProではIntelRealsenseD415(主に屋外用)、L515LiDAR(主に屋内用で広範囲スキャン向け)、D455(屋内外の広範囲スキャン向け)が利用可能です。Dot3D ScanはD415のみ利用可能です。
Q.深度センサーカメラは何処で購入できますか?
A.Intelのホームページのダイレクト販売サイト、及び通販サイトなどでも購入ができます。D415,D455のキャリブレーションファイル付きの製品をご要望の場合は弊社から購入が可能です。(L515LiDARはキャリブレーション不要です)
Q.キャリブレーションファイルが無くても利用できますか?
A.利用可能ですが、スキャン時の精度が粗くなります。できれば開発元が設定したキャリブレーションファイルと併用して利用をお薦め致します。キャリブレーションファイルを利用する場合はセンサーカメラと一緒に購入が必要ですので弊社にご依頼ください。
Q.小さい形状のスキャンは可能ですか?
A.いいえできません。Intel Realsense深度センサーカメラの精度として1mクラスの形状のスキャンが得意としており、小さい形状には不向きです。
Q.寸法測定は可能ですか?
A.はい、可能です。2点間の距離が測定可能です。アノテーション(3Dマークアップ)機能の平面指定コマンドと組み合わせる事で、水平、垂直寸法測定もかのうです。V4以降から複数寸法を表示する事が可能です。
Q.全体の体積を測定できますか?
A.可能です。全体体積を測定したい平面を指定し、測定領域を選択すると縦、横、奥行きの寸法と領域の体積を表示する事が可能です。
Q.面積の測定は可能ですか?
A.はい、可能です。領域を指定する事で面積測定が可能です。また、選択領域の上下をスライドで移動すると移動した領域の面積が確認でき、併せて移動位置までの体積も表示します。
Q.スキャンデータにコメントを挿入できますか?
A.可能です。アノテーション(3Dマークアップ)機能を利用する事で、3Dスキャン上にコメントを記入する事ができます。ポイントへのコメント記入、平面の点群情報のグループ化、シリンダー形状の点群情報のグループ化、ポイントへのイメージデータ添付などができ、URLなどのリンク、緯度経度などの情報追加が可能です。
Q.アノテーション情報をBIM/CIM/PLM等で共有できますか?
A.Dot3Dで作成したアノテーション情報をJSONファイルとして出力する事が可能です。各システム環境でJSONファイルが利用可能であれば共有可能です。
Q.スキャン計測をより効率よくやる方法はありますか?
A.Aprilターゲットというバーコードのようなターゲットを利用すると便利です。3Dスキャンはフラットな平面が続いている場所や特徴のない場所などではスキャンできない場合がありますが、Aprilターゲットを貼ったり、近くにボックス形状を配置してそこにターゲットを貼って認識しやすくするなどして頂くとスキャンエラーが発生しにくくなります。AprilターゲットはDot3Dでスキャンした場合、ターゲットを自動認識します。
Q.形状の最適化は可能ですか?
A.はい、可能です。Dot3Dを利用したスキャナーはいわゆるハンディスキャナーとなりますので、スキャン中はざっくりと位置合わせを実施し、後で詳細位置合わせを実行しますが、最適化というコマンドになります。形状の特徴をより詳細に合わせますが、スキャン中にターゲットを認識させていた状態やスキャン時に平面などの領域指定を行っているとその条件も考慮して最適化を実行します。
Q.緯度経度なども認識できますか?
A.はい、認識可能です。Windows/Androidのデバイス機器がGNSSアンテナと接続されている場合はGNSS機能を認識し、スキャン後に緯度経度を確認する事が可能です。
Q.スキャンしたデータを他のソフトウェアで転用できますか?
A.はい、可能です。不要データの削除、最適化などを行いエクスポートする事ができます。他の点群編集ソフトウェアにあったファイル形式に出力が可能です(PTS,PTX,PTG,e57,LAS,LAZなどの出力に対応)。また、Autodesk社のRecap形式(RCS)、Bentley PointTools形式(POD)にも対応しています。
Q.データを渡したいソフトウェアの座標に合わせて出力できますか?
A.はい、可能です。座標を任意にユーザー指定が可能です。
Q.スキャン形状を比較する事は可能ですか?
A.はい、可能です。Dot3Dでスキャンした点群データと3D CADなどでモデリングした3D形状(OBJファイル)をDot3D内で位置合わせし、形状比較が可能です。偏差値を色で表示し比較検証する事も可能です。
Q.Dot3D XとProの違いは何ですか?
A.Dot3D Xは基本スペックはDot3D Proと同じ機能を利用可能ですが、保存形式が独自のDPXファイルのみとなります。その為、他のソフトウェアへのデータ出力などはできませんので、Dot3D X内で業務が完結する場合にご利用頂けます。

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