CADデータ変換

3D Evolutionは、バイナリー解析技術と独自のアルゴリズムにより、CADシステムのライセンスを必要とせず、高速かつ高精度に、さまざまなCADフォーマットのデータをダイレクトに読み込み、データ変換を行います。

対象のCADフォーマット（一例）

• Catia V5・Catia V6・Creo・NX・SolidWorks 等
• JT・STEP・3D PDF・XT・ACIS・DWG・DGN 等

JTデータ変換

3D EvolutionのJT変換ツールは、ダイムラー社より正式な認定を受けており、ダイムラー社の基準を満たしたツールです。

JTデータ変換の特徴

• 各種フォーマットや大規模データに対応
• B-Rep形状の入出力が可能
• JTのテッセレーションLODに対応
• データ修正に対応
• アセンブリファイル構成に対応
• PLM XMLの入出力が可能
• STEP AP242の入出力が可能
• PMIの入出力が可能
• 属性の入出力が可能

フィーチャー情報変換

Catia v5、NX、Creo、SolidWorks、Inventor等の主要なCADフォーマットに対応しています。CADライセンスやCADシステムのAPIを使用することなく、3Dデータからフィーチャー情報やパラメータを直接読み取ります。

フィーチャー情報変換の特徴

• フィーチャー情報、パラメータの変換に対応
• アセンブリ構成の変換に対応
• スケッチとその拘束、注記の変換に対応

3Dデータ単純化

3Dデータ単純化は、協調設計における機密保護化とデータの軽量化のために、外観形状等の必要な部分のみを短時間で抽出することが可能です。

• 外観形状の抽出
• 大規模アセンブリの軽量化
• 要素数の削減
• 自動処理

3Dデータ簡略化

3Dデータ簡略化は、FEMツールとしてシミュレーション環境におけるCADとCAE間のギャップを埋めるためのツールです。形状簡略化や中立面の作成等によってCAEシミュレーションモデルに最適化します。

• CADからCAEへの円滑化
• 3Dデータ簡略化ツール
• フェースの合成
• 中立面の作成

3Dデータ検証

3Dデータ検証には、データ比較、干渉チェック、クリアランスチェック、肉厚チェック、抜き勾配チェック等の高度な機能があります。検証結果はHTMLやPDFによる結果レポートファイルを出力でき、情報の共有化が可能です。

• データ比較ツール
• 干渉チェックツール
• クリアランスチェックツール
• 肉厚チェックツール
• 抜き勾配チェックツール

データ品質の最適化

データ品質チェック機能は、SASIGとVDA（ドイツ自動車工業会）のガイドラインに則り、データ品質の最適化を行います。3D Evolutionはエアバス社とのコラボレーションにより、STEP AP242による長期保管データの変換にも対応しています。

• SASIGとVDA準拠の品質検証
• 長期保存データのGVPチェック
• JTフォーマット検証
• フィーチャー検証とリンク検証

Enterprise Data Manager処理

EDMは、データ規模やユーザー数に制限なく3D Evolutionを運用するWebベースのインターフェースです。WebブラウザでEDMを会社全体でご利用いただけます。海外のユーザーから依頼される変換ジョブは、バッチ処理により1つまたは複数の変換サーバーで行われます。大規模データの処理には、マルチCPUおよび複数のサーバー間の並列分散処理で行うことが可能です。

Digital Mock Up検証

品質保証は、製品開発のあらゆる場面で欠かせません。DMUプロセスにおける干渉チェックは大変重要です。3D Evolutionの干渉チェックやクリアランスチェック等は大規模アセンブリデータも高速に処理することができます。

3D Evolution & 3D Analyzer導入に関するお問い合わせ

3D Evolution & 3D Analyzerに関するお問い合わせ、デモ・導入のご相談はこちらからお送りください。
なお、弊社代理店からご連絡させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。